大学受験で競争して、就活で少しでも給料の良く安定した会社に入るために競争し、社内では上のポジションにいくために競争する。
そんな、地位や金を追い求めた生活には疲れました。もちろん、こういった競争が好きな人種は一定数いますし、こうした社会を否定するつもりはないのですが、自分には合っていないと最近強く感じます。
お金も地位もなくても、自分のやりたい事を思う存分にやって生きていく方がどう考えても幸せではないかと思うわけです。
で、やりたい事をして生きていくという話になると、
「生きていくためにはお金が必要でしょ」
という反論があるわけですが。
本当に必要なんだろうか?
農耕の時代は労働しないと生きていけない環境でしたが、今の日本ってある程度お金がなくても十分快適な生活が送れる社会になってきていると思うんですよね。
つまり、毎日のように馬車馬働きしなくても、ちょっと働いてお金を確保すれば生きていける時代だという事です。
何も持たざる者がやりたい事をするためには、まずこの生きていくために必要なお金、ライフコストを見直す必要があると思います。
ライフコストを一覧にしてみる
生きていくのに絶対に必要な固定費と生活費を合わせてライフコストと呼ぶ事にします。
当たり前のように払っているこの固定費を苦痛のない範囲で削減する事で、一気に余裕が生まれるはずです。
固定費
賃貸費・管理費 6万円
光熱費 1万円
インターネット代 3千円
携帯電話代 6千円(本体代込)
生活費
食費 4万円
日用雑貨費 5千円
原付費用 2千円
交通費 1万円
トータル 12万7千円
現状では13万あればとりあえず生きていけるという事になります。
僕は今大学に通いながらバイトでこれくらいの給料をもらっているので、すでにライフコストは賄えているわけですが、これでは非常に余裕がない。
遊んだり、贅沢するためのお金が欲しいですよね。
日常生活というのは、慣れますから下げて浮いたお金を遊びや投資に回した方が賢いわけです。
では、ここからどう下げるのか。
生活費をどう下げるか
ライフコストを眺めて思うのが、
家賃と食費が高すぎる!
家賃をいかに下げるか
今の家は正直、何一つ不満がないくらいいい家なんですよね。なので、純粋にもう少し家のレベルを落としてもいいかなと思っています。
少し検索をかけると、月4万くらいの家でもそれなりに良さそうに見えます。こういったところに引っ越すだけでも年間32万円の削減になります。
我慢はしたくないので、自分の価値観からすると賃貸ならこの辺りが限界かなと思います。
また、シェアハウスなどの検討もいいですね。水周りなどは共有で、部屋のプライベートはしっかり確保されているシェアハウスって探せば結構あるんですよね。
※参考
ひつじ不動産
シェアハウスだと月3万などのでかなりいい家に住めるので、若者の選択肢としてはかなり「アリ」かなと思います。
最後に家賃交渉です。
現状を維持しつつ、値段を下げるにはこれしかない。笑
大家さんからしたら、なるべく空家を作りたくないので少しでも長く住んで欲しいもの。しかも、家賃って築年数も反映されるんで、年月が経つにつれて家賃は下がっていくものです。
そこで、長く住む事をアピールしつつ、安くしてくれないかと交渉すれば意外と安くなると思うんですよね。
近日中に大家さんに交渉してみようと思います。
自炊のコスパの良さに改めて気づく
大学が本当に忙しかった時は毎日外食していたんですが、気づいたら月の食費が5万円くらいになっていたんですよね。
こんな生活をしていたら、貯まるはずのお金もたまりません。
というか、一人暮らしして気づいたんですが、忙しい生活をしているとその分、生活は楽したり贅沢したくなるので支出が増えるんですよね。これではいくら稼いでも本末転倒だなと感じます。
夏休みに入って自炊してみると、一食あたり200〜300円で、栄養も十分なご飯が食べられる事に気づきました。
朝ごはんはもともとあまり食べない人なので、これだと月の食費が2万円に収まりそうです。
その他固定費も削減できそう
電力自由化によって安い会社を探せばわずかながら削減できそうですし、携帯も格安simに乗り換える事によって月1000円程度は削減できそうです。
このように普段何気なく払っている固定費から見直すことで、生活水準は今とさほど変えることなく支出を減らすことができます。
いろんな制約が外れ始めていて、いい時代になったものです。
まとめ:少しの見直しでも予想以上の効果がある
家賃を1万円下げて、固定費を3000円下げて、食費を1万円下げれば、年間で27万6000円もお金が浮きます。
これを例えば、ブリティッシュアメリカンタバコに投資すれば、利回り6%で年間1万6000円の不労所得を得る事ができます。
ライフコストが下がれば下がるだけ、労働に追われる必要が無くなりますから、生きやすい人生になるはずです。
特に、僕たち若者は持たざる者ですから、こういった知識や行動で費用を抑えていくことが重要になってきます。
お金は収入と支出の両面があるので、まずは成果が出やすい支出を抑えるのが賢いかなと思いました。
今回は以上です。