逆張りに値する?ゼネラル・エレクトリック(GE)の再興へのビジョンを描いてみる

The logo of General Electric is pictured at the 26th World Gas Conference in Paris, France, June 2, 2015. REUTERS/Benoit Tessier - RTR4YIOG
株式投資

2018年6月、ついにGEがダウ銘柄から外されることとなりました。実は僕自身もGEホルダーであり、今の停滞している状況は非常に精神的に辛いです。

一方で、この停滞を逆張りのチャンスとも捉えられるでしょう。GEが成長していくビジョンが描くことができれば、絶好の買い場であると考えることができるからです。そこで今回は、かなり友好的にGEの再興ビジョンを考察してみようと思います。

GEの収益の内訳を見てみる


(https://www.statista.com/より引用)

収益の内訳を見てみると、電力と航空機エンジンの部門で、収益全体の55%を担っていることがわかります。この二つが事業として成長していくことがGEにとって最も重要というわけです。

今回のGEの下落は、電力部門の発電タービンの利益が上がっていないことと、収益の10%を担っている金融部門の赤字が原因です。さらにはオイルガス部門が原油安に苦しんだことも原因と言われています。

つまり、多くの危機が同時に訪れたわけですね。金融の赤字ばかりが取りざたされているように思いますが、僕は前述したように電力・航空機部門が主要事業となっているので発電タービンの利益確保のめどが立つことが非常に重要だと見ています。

発電タービン以外は、バフェットが言うところの「企業の乗り越えれる危機が訪れた時が買い」の範疇であると思います。ですから、発電タービンに利益のめどがたった瞬間にGEは一気に盛り返すと思うのです。

 

GEの発電タービンを詳しく見てみる

GEの発電タービンは、航空機エンジンの技術が応用されており、非常にシナジー効果の高いものとなっている。また、GEは世界の発電タービンの3割のシェアを持っており、市場支配率も申し分ないです。

2016年の3Dプリンター企業の買収により、さらに技術力が上がることが見込まれます。

金属3Dプリンティングでガスタービンが新たな境地に

 

さらには、火力発電の市場は中国、インドを中心にさらに拡大が見込まれています。

 

以上をふまえると、一時的な損益に過ぎないのではと思ってしまいます。

ヘルスケア部門の売却

GE、成長と株主価値の創造に向けポートフォリオを集中

 

これはかなり好印象です。コングロマリットとして、何をやっているか分からないような状態から、電力・航空の企業へとシフトしていくことを意味しています。

ヘルスケア部門は高収益を上げている部門で、もったいないような気もしますがこれこそまさに選択と集中であると思います。

再興のビジョン:航空・電力に集中してシナジー効果を高める

僕が描く再興のビジョンは、まずは不必要に拡大した事業を売却して資金を調達して財務の安定性を高めることだと思います。そのためにヘルスケア部門を売却したのは大胆でかなりいい選択であったと思います。

僕は、航空・電力の部門を拡大させつつ、ソフトウェア部門を発達させてこの3つでシナジーを狙っていく方針が一番見通せます。

GE再興のビジョン
ヘルスケア・金融事業の売却または縮小で財務を安定させる

エンジン・電力の拡大とソフトウェア部門への引き続きの投資

再興

 
この流れで行けば、まず回復してくれるでしょう。
 

まとめ:見通しの明るい部門への集中投資で再興を狙う

航空機も電力も今後市場自体が成長していく部門です。そこに集中して取り組むというのは有意義であると思います。

GEはすでに高い技術力をもち、また電力と航空機エンジンは技術に関連性がありシナジーがあります。以上をふまえると、今は成長が見込めるGEを安く仕入れるチャンスと言えるのではないでしょうか。

現在株価は12.98です。僕は、これ以上悪材料が出ず、12ドルを切ったらナンピン買いを検討しています。

 

今回は以上です。

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