お米は米自体の美味しさはもちろん、炊き方一つで全く味が変わります。
特に、古米や安いお米は炊き方を工夫することで十分美味しく食べることができますので、是非美味しいお米の炊き方を覚えておくと良いでしょう。
手順1:研ぎ始めの水はすぐに切る
米をボウルにあげたら、水を入れます。
ここで重要なのが、1回目の水は入れて一回軽く混ぜたらすぐに捨てること。
この作業が肝と言っても過言ではありません!
なぜかというと、米というのはぬかが表面に付いていて乾燥しきっているからです。
お米は一回目の水ほどよく吸収します。
ですから、一回目のぬかの匂いを含んだ水を吸収させてしまうとお米がぬか臭くなってしまうのです。
さらにここでもたもたすると表面に浮いてきた汚れがまた沈んでしまい、意味がなくなってしまうのです。
さっと洗って、水をすぐ流す。これだけでも覚えて欲しいです。笑
手順2:シャカシャカとテンポよく研ぐ
1回目の研ぎ水を捨てたら、水をしっかりときって研いでいきます。
シャカシャカとテンポよく均一に研ぎます。
この作業を二度繰り返します。
水が透明になるまでやる必要はありません。軽く濁るのはデンプンなどの旨味が水に溶け出した状態なので、ほんのり白く濁っているくらいがちょうどいいです。
補足:古米に関しては表面がダメになっているのでしっかりと強く研いだ方が美味しくなります。
手順3:規定の分量まで水を入れて氷を入れる
最後に炊飯器のラインまで水を注ぎます。
僕はやや硬めが好きなので、線の少し下まで注いでいます。
そしてここで重要なポイントが氷を1つ入れることです!
理由としては、水がゆっくりと沸騰した方が美味しいと言われているからです。
当然水温が低いほど沸騰までの時間がかかるので美味しくなるのです!
これが、本当になぜかわからないんですがめちゃくちゃ違いを生むので、絶対にやってほしいです。
しっかりとした手順で研ぐだけで全然美味しさが違う!
以上の工程、全然難しくないと思います!
しかしながら、この一手間を加えるだけで違う米を使っているのかと思うくらいに美味しくなります。
安いお米でも美味しく食べられるようになれば家計にも優しいですし、QOLも上がります。
ま、とはいえ、真冬の米研ぎは地獄ですよね。笑笑
僕は真冬だけは、無洗米にして少し楽するようにしています。
このお米が無洗米にしては美味しくて、よくリピートしています!
おすすめです。
今回は以上です。