先日、友人と1億円あったら何をするかという話になりました。
堅実に貯金するという意見や、世界一周する、或いは趣味のお店を経営するなど色々な意見がありとても盛り上がったのですが、実際には夢のまた夢のお話です。
貯金や投資などをして資産形成をしても、1億という数字を達成するには何十年というスパンで見なければなりません。
そんな夢の額を簡単に手にする方法が一つだけあります。それが「宝くじ」です。
今回は、宝くじの購入に関して本気で買い方を期待値とエンターテイメントを考慮して検討しようと思います。
宝くじの期待値を計算する
宝くじをギャンブルと割り切って、期待値を計算してみました。
今回は、2020年度の年末ジャンボを例に取り上げます。
等級 | 金額 | 確率 | 期待値(円) |
1等 | 7億 | 1/2000万 | 35 |
前後賞 | 1.5億 | 1/1000万 | 15 |
組違い | 10万円 | 1/10万 | 1 |
2等 | 1千万円 | 4/2000万 | 2 |
3等 | 100万円 | 4/200万 | 2 |
4等 | 5万円 | 1/1万 | 5 |
5等 | 1万円 | 3/1000 | 30 |
6等 | 3000円 | 1/100 | 30 |
7等 | 300円 | 1/10 | 30 |
よって期待値の総額は、150円となりました。
1枚の値段が300円なので、理論上は1枚買うごとに150円損することとなります。
また、一等と前後賞を合わせた当選確率は0.00000015%であり、夢を買うという言い方が適切に思えます。笑
やはりそもそも買わない方が賢明なのでしょうか。
夢の値段はいくら?
理論上はマイナスだが、宝くじのように何の努力もなく大金が手に入る機会は滅多にありません。
また、当選発表時のワクワク感や購入から発表までの浮遊感といったエンターテイメント性には価値が十分にあると思います。焦点はこの部分にいくら払えるかということです。
つまり、期待ベースでいうと1枚なら150円、3枚なら450円、10枚なら1500円という事になります。
効率的にエンターテイメント性だけを享受するのであれば、1枚だけ買ってそれを毎日眺めてワクワクしつつ当選発表まで楽しむのがベストでしょう。
当たらないとわかっていても、宝くじのワクワク感はあるものです。
個人的にだが、これは1枚だけ購入した場合でも結構楽しめる。販売開始から結果発表まで1ヶ月ほどの期間があるため、たった150円で、購入から宝くじを目にするたびに少しソワソワした気持ちを味わえるというのは悪くないように思います。
ただし、心理的に1枚じゃあ流石に楽しめないということであれば、この辺りは上の値段とエンターテイメントを天秤にかけて枚数を決めるのがいいでしょう。
ただし、期待値的にはなるべく枚数は少ない方がいいです。
まとめ:期待値の高い宝くじと関わり合い方
上の期待値は2020年度の年末ジャンボで調べたが、宝くじによって期待値が微妙に異なることがわかりました。
一つ一つのデータは省略するが、例えばバレンタインジャンボの期待値は約142円と若干下がるので、見送りがベスト。
以上のように考えると、以下の二つを買うのが良いです。
・春先のドリームジャンボ(期待値ほぼ150円と比較的高い)
・年末ジャンボ(上の通り)
他のジャンボ系はやや期待値が下がってしまうので、宝くじはこの二つを少量だけ買って、楽しむのがベストだという結論になった。サマージャンボは期待値は低い(約141円)が、上の買い方だと夏場の楽しみがないので1枚だけ買うのであれば無しではないかなという印象です。
日常生活のマンネリを打破するのに宝くじは悪くない選択肢だと思うので、私は上の二つの宝くじを1〜3枚買って楽しもうと思います。
今回は以上です。